ドライブ船とは?シャフト船との違い。メリットやデメリットも紹介!

船舶関連

船には船外機、船内外機、船内機と3種類が存在するということはシャフト船の記事で紹介しましたね。

今回はドライブ船ということでドライブ船について詳しく書いていこうと思います。僕の記事で色んな船やエンジンを紹介した記事もあるので、他の記事も読んでいただいて、欲しい船を見つけていただけると嬉しいです。

 

ドライブ船とは?シャフト船とは違う?

ドライブ船とは船外機、船内外機、船内機の3種類のなかの「船内外機」の事をいいます。ただ単純に呼び方が違うだけですね。

シャフト船との違いをよく聞かれるのですが、シャフト船は、船外機、船内外機、船内機の「船内機」のことを指しています。

ドライブ船は、船内に設置されるエンジンと船外に設置されるドライブユニットが直結でセットされる推進システムになっています。

 

シャフト船についての記事はこちら

 

ドライブ船のメリット

ドライブ船はアウトデッキ下の船内にエンジンがあるため、海上でもチェックやメンテナンスができること。ビルジの確認なども簡単にできます。

その他にも最近のドライブ船はディーゼルエンジンなので燃費がいい!これは皆さんにも嬉しいことのひとつですよね。※ガソリンエンジンもあるので注意。

ディーゼルエンジンは高圧縮による始動で、冬の寒い時期でも一発でエンジンがかかり、ストレスがなく、長時間のスロー運転にも、エンジンの調子が変わることなく、粘り強く、安定した力を発揮します。

シャフト船とは違ってチルトアップもできるので、ロープなどをプロペラに巻いた場合もチルトを上げて回収することができます。

 

ドライブ船のデメリット

船外機と違ってエンジンの取り外しが簡単ではないため、修理が大変なことと、修理にかかる費用が船外機に比べて高くなります。

あとは船内にエンジンが収納されているため、その分のスペースが取られ、少しデッキスペースや収納スペースが少なくなることもデメリットの一つかと。

船外機よりエンジンの音も大きくなるので、少しうるさく感じる人もいるかもしれません。

 

ドライブ船を船外機仕様にする場合。

ドライブ船を船外機仕様にした例

最近は船外機の人気もあり、元々はドライブ船だった船を船外機仕様にする方も増えています。でもドライブ船は船内にエンジンがあり、そこから船外へドライブユニットが出ているので、エンジンとドライブユニットを外すと船体に穴が開いた状態になります。

なので、どうやって船外機仕様にするのかというと、大掛かりな工事が必要なので、業者に頼んでFRPなどで船体の穴の部分を塞ぎ、上の画像のように取り付け部分を製作し、そこに船外機をつけることになります。

 

人気のドライブ船

ドライブ船は漁船タイプがイメージされやすいですが、プレジャーボートタイプのドライブ船もあります。

①:ヤンマー EX29Z

中古艇で探すと出てくると思います、ヤンマーのドライブ船になります。ウォークアラウンドになっていて(デッキ前後をぐるりと歩いて回れる)釣りにとても向いています。キャビンもありますが2~3名入るくらいになっています。

②:ヤマハ YD-24

こちらもウォークアラウンドタイプ。24ftと少し小さめではありますがフィッシングタイプのプレジャーボートになっています。

③:ヤンマー LF26CZ

この船も釣りに最適な作りになっています。燃料が170ℓ入り、船底のキールが波をよく切り走りも快適です。

④:ヤンマー Toprun FX27Z(新艇で買える)

こちらは今唯一新艇で購入できます(2023年時点)

乗り心地と保針性を改善するV型ハルとフィンキールの採用、ウオーキングアラウンドで釣りにも最適なのですが、ファミリーユースなどにも適していて安心感のある船になっています。

まとめ

いかがでしたか?ドライブ船は乗ってみると分かるのですが、走っている時の安定感や速度の調整など操船が安定していて快適です。

 

今回の記事を簡単にまとめると…

:ドライブ船とは船内外機のこと :ディーゼルエンジンが多く燃費が良く、冬でもエンジンがかかりやすい :船外機と違い修理費用が高額 :ドライブ船を船外機仕様にできるが大掛かりな工事が必要

以上です。

船外機、ドライブ船、シャフト船と色々あるけれど、自分にあった船を選んでみてねー!

エンジョイフィッシング!

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