夏にジェットスキーを楽しむ方はメンテナンスをしっかりやっていると思います。しかし、一番大事なのはシーズンオフにどれだけメンテナンスができるかです。
ジェットスキーはシーズン期間が短く、むしろシーズンオフの期間の方が長いです。
シーズンオフこそメンテナンスをしておかないと、暖かくなっていざ乗ろうと思ってもエンジンがかからない、なんてことになりかねません。
今回はそんなジェットスキーのシーズンオフのメンテナンスについて書いていきます。
✔ジェットスキーは船よりもこまめなメンテナンスをおすすめします。
シーズンオフに入ったらまずやること
①船体、エンジンの洗浄
遊び終わったその日にジェットスキーの船体とエンジンの洗浄をすると思いますが、洗浄を終えていても、すすぎ残された潮や汚れがあるので、オフに入る時にもう一度洗浄しましょう。
②しっかり乾燥させる
水分などが残っていると湿気で電気配線や金具部分がサビてしまいます。シートなどをすべて開けて天気の良い日にエンジンルームなどを乾燥させましょう。
③防錆剤や潤滑剤をスプレーする
ジェットスキーは金具部分が多いので、サビないように防錆剤をふっておき、スロットルレバーやハンドルの付け根部分には潤滑剤をしておきましょう。
④バッテリーを外しておく
基本的に一年に一回のバッテリー交換をおすすめしていますが、変えたばっかりでまだ使えるものはバッテリー端子を外して放電しないようにしておきましょう。
⑤ガソリンを満タンにしておく
燃料タンクがサビないようにする意味とガソリンの劣化などを満タンにしておくことで防ぎます。
オフの期間に定期的に点検すること
①オイル、エレメントなどの確認
基本的に1年に一回、シーズンが始まる前にオイル交換とエレメントは交換することをおすすめしていますが、オフの期間に確認していないと、エレメントがサビて、そこからオイルが漏れたりします。その場合は早めにオイルとエレメントを交換しましょう。
②エンジンをかけてみる
オフの期間はなかなかエンジンをかけることがないと思いますが、たまに始動していないと、セルの不調などでエンジンがかからなかったりするので、定期的に始動して確認しておきましょう。
③天気の良い日にエンジンルームを乾燥させる
一度乾燥させていても、湿気はたまります。なので定期的にシートや収納スペースを開けて乾燥させましょう。
シーズンに入る前にやること
シーズン前に点検と整備は一番大事といってもいいでしょう。
まずはオイルとエレメントを交換します。何回も言いますが、オイルとエレメントは1年に一回は交換します。
できればバッテリーも交換した方がいいでしょう。
あとは船検の期限が切れていないか確認し、更新期間に入っていればJCIに手続きを申し込みましょう。
法定備品の確認も忘れないように、ライフジャケット、係船索(ロープ)、信号公園2個セット(それか携帯電話)それぞれ準備しましょう。
その他、確認しておくこと
1.その他、外板に傷や破損がないか確認します。
2.ハンドルもガタがないか左右に動かしてスムーズに動作するか確認。
3.スロットルレバーを数回操作し動作を確認。
4.後進システムの確認。
まとめ
ジェットスキーは船よりもこまめな点検が必要です。操船も難しく危険なことが多いです。大きな事故を起こさないためにも、メンテナンスをしっかりしておきましょう!
オフシーズンにすることをまとめると…
・海水をしっかりと流す ・乾燥させる ・防錆剤、潤滑剤をする
・エレメントの破損やオイル漏れの確認 ・シーズンが近づいてきたらオイル交換&バッテリー交換
この辺りをしっかりやるだけで、できるだけジェットスキーが長くもつようになると思います。
コメント