プレジャーボートの航海灯はLEDが最強な件について。

船舶関連
この記事のまとめ

航海灯について解説!

自分の船に必要な航海灯の種類が分かる

種類ごとの船灯の意味が分かる

LEDの航海灯の良さがわかる

航海灯の大事さが分かる

プレジャーボートで夜間航行する場合、もちろん停泊灯や舷灯がないと走行してはいけません。

まず、決まった船灯を設置していないと、その船舶は「日没から日出までの間の航行を禁止する。」と制限がかかります。なので夜間は走行できないんですねー。

 

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航海灯とは、夜間など走行する場合に掲げなければならない船灯のことで、マスト灯、全周灯、右舷灯、左舷灯、船尾灯など色々ありますが、船舶の大きさによって掲げなければならない船灯が変わってきます。

今回はプレジャーボートということで12m未満のプレジャーボートの航海灯について説明いたします。

12m以内であれば、「全周灯(停泊灯)、右舷灯、左舷灯」この三種類でいいです。(右舷左舷灯は両色灯でも可」

 

12m未満(約39ft以下)の船舶は全周灯(停泊灯)を設置しなければなりません、マスト灯に似ていますが、マスト灯は後方からは見えないようになっています。※マスト灯と船尾灯を合わせたら360度みえる。

全周灯(停泊灯)は360度どこからみても見える白色灯のこと。

 

右舷灯は緑色の舷灯で、船舶の右側に取り付けることによって、夜間でも相手にこちらの船の右側が見えていますよと伝えることができます。

緑灯は右側を正面から後方までの22度30分までの間を照らす。

 

左舷灯は赤色の舷灯で、船舶の左側に取り付けることによって、夜間でも相手にこちらの船の左側が見えていますよと伝えることができます。

紅灯は左側を正面から後方までの22度30分の間を照らす。

 

12m未満の船舶は右舷灯と左舷灯が1つになった両色灯を設置してもかまいません。

1つの舷灯に半々に緑灯と紅灯があり、これだけで左右のどちらの方に進んでいるかわかるようになっています。

両色灯は船の中心線上に装置します。

 

夜間以外にも航海灯を点灯させておかなければならない場合があるのですが、それは霧などで視界が悪い場合です。

視界が悪い状態で航海灯がないと衝突などの大きな事故に繋がりかねません。

なので、夜間航行が禁止の船(日没から日出までの航行を禁止されている船)は天気予報などをしっかりとみて、霧などの場合は出港しないようにします。

 

昔は電球タイプの航海灯が多かったのですが、最近はLEDタイプが増えてきてますね。僕も、もちろんLEDに変えています。

LED航海灯の良いところ↓

チェック
①消費電力が少ないため寿命が長い
②電球よりはるかに明るい
③取り付けも簡単

今の電球で使えている人はわざわざ交換せず、そのまま電球の航海灯でいいと思います。

どれか1つが壊れたタイミングで交換するといいでしょう。

LED航海灯3色セット

夜間や視界の悪いときは航海灯が必須です。法で定められた法定灯火を取り付けましょう。

昼間限定(日没から日出まで出航禁止)の方は必要がないので間違って購入しないようにしましょう。

もし夜間等に出航したいのであれば、必要な航海灯を取り付けて検査を受けましょう。

夜間航行に関して詳しく書いた記事もあるので参考までに読んでみてください。

【夜間航行(夜焚き)】灯火種類と夜間のルール!!
夜間航行を行ったことはありますか?夜間のルールをしらないとても危険です。なので本記事では夜間の灯火などルールを説明しています。船舶免許の講習にも役立つ内容になっていますので、是非参考にしてみてください!

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