【船外機のエンジンがかからない時の原因と対策】意外な原因や見落としがちな事。

船舶関連

こんにちわ、たろ男です。

船遊びをしているとエンジンがかからないといったトラブルが絶対に起こります、僕も何度も経験してその都度対応してきました。

色々試したけど、こんな単純な事で…なんて事もあります。

今日はエンジンがかからない原因と対処法を書くので参考にしてください。

 

 

エンジンがかからない原因と対策

:ギアがニュートラルになっていない

 

船はニュートラル状態じゃないとエンジンがかからないようになっています。

画像のようにスロットルレバー前進や後進側にちょっと入っていて、ニュートラルじゃない時があります。

なので、エンジンがかからないと思ったら1番最初にギアがニュートラル状態かになっているか確認しましょう。

 

:キルスイッチが外れている

 

キルスイッチとは操船者が何らかの原因で船から落ちたりした場合にエンジンを停止させる安全装置です。

これを付けていないと船から操船者が落ちた時に船だけ海を旋回することになってしまいます。

なので、キルスイッチがセットされていないとエンジンはかかりません。

キルスイッチが外れていないか確認して外れていたらセットしましょう!

 

:バッテリーの放電

 

バッテリーが古くなってくると、エンジンをかけていても充電されない場合があります。

なので、エンジンを止めて釣りなどをして、移動しようとしたときにバッテリーに充電されておらず、エンジンがかからない。なんて事になります。

バッテリーは早めに交換しておくか、予備のバッテリーを乗せておきましょう!

バッテリー上がりの原因対策をまとめた記事がありますので参考にしてください。

船のバッテリー上がりによくある原因
海の上でバッテリーが上がってしまったらどうしようと思った事はありませんか?この記事で原因と対策を紹介します。これから船を買おうと思っている方は是非参考にしてみてください。

 

:ガス欠

 

根本的にガソリンの入れ忘れでかからないなんてことが稀にあります。

そんな人いないだろうと思われますが結構そういったお客様もいます。

前回の帰りに入れたつもりで、実際は入れてなかったなどなど…

 

 

故障や何らかの原因でエンジンがかからない

:スターターモーターの故障

 

スターターモーターとはエンジンを始動するときに始動のきっかけとなる回転を与えるモーターです。

なのでセルモーターの歯車部分のかみ合わせが合わなかったり、何らかの原因で電気系が故障したりしていたらエンジンはかかりませんので、修理か交換が必要です。

 

:点火プラグの不良

 

点火プラグが湿気っている場合は一度外して乾燥させればエンジンはかかるようになります。

他にも電極の汚れを磨いたりしたらエンジンがかかったなど、プラグ関係でエンジンがかからない事は結構あります。

色々試してもかからない場合はプラグの交換をお勧めします。

 

:燃料フィルターの汚れ

 

汚れたフィルターは燃料の流れを妨げるため、エンジンへの正確な燃料供給が上手くいかなくなります。

燃料フィルターが過度に汚れている場合、燃料供給が完全に遮断される可能性があり、これにより、エンジンが停止し、船が動かなくなる可能性があります。

フィルターを外して清掃するか、ダメなら交換しましょう。

 

:プライマリーポンプの劣化

 

エンジン始動時に燃料を送る役目をしているので、この部品が劣化や悪い部分があると上手く燃料が遅れずエンジンがかからないことになります。

ポンプ内に蓋があり、一方方向にだけ燃料が行き後はポンプ内に燃料が残る状態になるのですが、古くなると中の蓋が開いたまま閉まらなくなり燃料がタンク方向へ戻ってしまい、エンジン停止の原因にもなります。

早めに交換しましょう!

 

体験談

ついこの間までエンジンがかかっていたのに今日は何故かかからない日がありました。

ニュートラル状態にあるか確認したり、キルスイッチも確認したりして何回もセルを回していました。

そのうちにセルを回しすぎてバッテリーの容量が段々と少なくなってきて、最終的にはバッテリーの電力不足に陥って完全に終了した経験があります。

なので、何回もエンジンを始動しようとせずに、先に色々チェックしてみて、なるべくセルを回す回数を少なくしましょう。

結果的に今回の場合はプライマリーポンプの不良でした。

みなさまもお気をつけください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました