海の「もしも」は118番って知っていましたか?

船舶関連

海難事故は本当に怖いですよね。陸での事故や問題は、まだ海でのハプニングに比べると対応のやり方がありますが、海は漂流したりと、なかなか陸のようにはいきません。

だとしたら、海で何かあった場合どうしたらいいの?

自分で船をお持ちの方は当たり前のように知っていると思いますが、そうでない人はわからない人がほとんどですよね?

僕も仕事柄、みんな知ってると思い込んでしまい記事にしていませんでした。

なので今回は海上での急なトラブルなどの対策を解説します。

この記事を書いた人
たろ男

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海の上で何かのトラブルに陥った場合、陸の場合は警察に連絡するので110番なのですが、船の場合の緊急連絡は118番の三桁の番号に電話をかけること。

118番に電話をすると、管轄の海上保安庁に繋がるので、そこで助けを求めることができます。

海上保安庁にはこのように記してあります。

次のような場合に通報してください。

・海難人身事故に遭遇した、または目撃した。
・油の排出等を発見した。
・不審な船を発見した。
・密航・密輸事犯等の情報を得た。

その後、保安庁に詳しく状況説明などをすることになるので、管轄の保安署に数回通う事になるとおもいます。

 

事故や、怪我などでどうしようもない場合は絶対に海上保安庁に連絡を入れることをおすすめします。

しかし、ちょっとしたトラブルなどの場合は、他の対策も考えてみましょう。

 

港の知り合いに電話してみる

港に係留している知り合いがいたら電話してみてください。

トラブルの対策や、直し方をもしかしたら教えてもらえるかもしれません。

運が良ければ、知り合いの方も釣りなどに出ており、最悪の場合、曳航してもらえるかもしれません。

 

マリーナ、メカニックに連絡してみる。

マリーナや、メカニックを船底清掃や修理で利用したことがあると思います。

まずはそこに電話してトラブルシューティングをしてみましょう。

速やかにトラブルの内容(エンジンがかからない等)の問題を話して、その場で対応できることをやってみましょう。

 

船のよくある簡単に解決できるトラブルを紹介します。

しっかりと準備していたら対処できてたトラブルが案外多いので、覚えておくと、いざというときに助かるかもしれません。

 

ギアがニュートラルになっていない

意外かもしれませんが、このトラブル結構あるんです。

トラブルとまでも言えないのですが、エンジンはギアがニュートラル状態じゃないとかからないようになっています。

なので、キーを回してセルが回らなかったら、まずギアがニュートラルに入っているかを確認してみましょう。 

 

プロペラにロープを巻いてしまう

特に大潮の日などは海上に漂流物が多く浮かんでいることがあり、走行中にプロペラに絡まってしまうことがあります。

ロープを巻いた経験がある方は分かると思いますが、走行中など回転を上げているときに巻いたロープなどは、グッと絡みつき、手では絶対に外せないほど締まっています。

そういった事を想定して「ロープカッター」を常備しておけば、簡単に取り外せるでしょう。

村の鍛冶屋ロープカッター

 

バッテリー上がり

船のバッテリーも定期的に交換していないと、弱ってしまい急に電気がなくなってエンジンをかけれなくなるなどのトラブルになります。

・何年も使っているバッテリーだったら交換する。

・予備のバッテリーを乗せておく

などの準備をしておくことで回避できます。

GSユアサ:バッテリー

 

エンジンがかからない原因と対策を詳しく解説している記事があるのでこちらも読んでみてください。

【船外機のエンジンがかからない時の原因と対策】意外な原因や見落としがちな事。
船外機のエンジンがかからなくなった経験はありますか?この記事ではエンジンがかからなくなる原因やその対策を解説します。急にエンジンがかからない方は参考にしてみてください。

 

海の「もしも」は118番

これを覚えておきましょう!事故など対処しきれない場合や緊急の場合は海上保安庁に連絡するようにしてください。

対処法やトラブルを紹介しましたが、あくまでも簡単に自分ができることを紹介しているので、無理をして自分で対処しようとすると、危険な場合もあります。

人が海に落ちたり、海難事故などがあった場合は、直ちに118番の海上保安庁まで。

その他、不審な船を見つけた場合も連絡を入れるようにしましょう!

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