【船外機】オーバーヒートの原因・対策

船舶関連

オーバーヒートとは、エンジンが熱くなりすぎて停止してしまうことを指します。

どんなエンジンでも空気や水で冷却し熱くなりすぎるのを防いでいます。

何らかの原因でエンジンが冷やせずオーバーヒートしてしまうと海の上では何も出来なくなります。

なので、今回はよくある原因と対策を紹介いたします。

 

 

 

よくあるパターン

1.パイロットウォーター部分の詰まり

冷却水が排水される個所にドロバチが巣を作ったり、塩の結晶で詰まったりして排水が上手く出来ない事があります。

パイロットウォーターとは冷却水がちゃんと循環しているか目視で確認できる箇所になります。

 

この水が排出されているところがパイロットウォーターです。

ここから水が出てきてないという事は、正常に冷却水が循環出来ていないという事なのでオーバーヒートしてしまいます。

出港前にはちゃんと確認し、水が出ていなかったら針金などでゴミを取り除いて水を通すようにしましょう!

 

2.サーモスタットの故障

船外機にはサーモスタットという部品が付いているのですが、サーモスタットとはエンジンが熱くなってくると水を通して冷やしてくれる部品です。

これが何らかの原因で故障すると温度を管理出来なくなり、やはりオーバーヒートしてしいます。

定期的に交換すると安心でしょう。

 

3.インペラの破損

これが一番多い気がします。

インペラはエンジン内部へ冷却水を送る役目の部品で、インペラが劣化すると適正な量の冷却水を送れずオーバーヒートの原因になってしまいます。

インペラも定期的に交換した方が安心でしょう!

1年~2年に一回の交換をオススメします!

 

対策

これらの原因での対策をするとするならば、やっぱり定期的な部品の交換と出港前にしっかりと点検をするなどしかないでしょう。

年に一度はメカニックなどに点検と部品の交換を頼んだ方が確実だと思います!

品もエンジンによって合わなかったりするので調べてから購入しましょう。

詳しく書いてあるサイトがあったので、こちらも読んでみてください。

冷却水が出ない!?船外機のトラブル!【パイロットウォーター&インペラ】
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オーバーヒートのブザーが鳴ってるのに無理やりそのままエンジンをかけていたら焼き付いて修理不可能なんて事もあるので、ブザーがなったらすぐにエンジンを停止しましょう。

 

 

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