2馬力ボートを何回も救出した話

船舶関連

こんにちわ、たろ男です。

海で働いていると、事故などで救助をしてくださいと連絡をもらう事がちょくちょくあります。

 

2馬力ボートは小型で手軽に操船できるため、初心者がレジャーボートとして利用されることが多いですが、注意が必要なポイントもあります。

 

✓この記事で2馬力ボート注意ポイントがわかります

①:操船者の知識、経験不足
 
②:天候条件
 
③:故障の可能性
 
④:安全装備の不備
 
⑤:体重移動

 

①:操船者の知識経験不足

2馬力ボートは小型であるため、取り扱いが簡単に見えますが、2馬力ボートで遊ぼうと思っている方は、船舶免許を持ってない人がほとんどです。

海にはルールがあります。

ミニボートで遊ぶ方は操船に関する基本的な知識や経験がないので、無謀な操船をして危険な状況に至る可能性があります。

2馬力ボートは免許が不要です。

そのことについて書いた記事があるので参考にしてください。

【船舶免許】2馬力までなら免許不要。
岸からじゃ届かない場所で釣りをしたいですよね?今回は免許不要のミニボートについて解説します。ミニボートを購入予定の方は参考にしてください。

 

②:天候条件

 

天候はボートに多いな影響を与えます。

海などはとくに風速や波の高さが急激に変化する場合があるので、ミニボートはそういった影響を受けやすく、転覆する危険性があります。

少し波が高いと他の船からもミニボートが見えにくくなり衝突の原因にもなります。

しっかり天候予報を確認しながら遊びましょう。

 

③:故障の危険性

先ほども話したとおり、ミニボートは風や波の影響を受けやすいです。

途中でエンジンが故障したら、アンカーもそんなに大きいのは乗せれないですし、ロープの長さも足りないと思います。

そうなったらミニボートは岸まで流され座礁するか転覆するしかないです。

日々しっかりエンジンのメンテナンスをしておきましょう!

 

④:安全装備の不備

 

手軽に遊べるため、安全装備の不備が起こります。

救命胴衣はもちろん必要な装備を整えて出港するようにしましょう。

通信できるスマホや通信機器など緊急時に備えることが必要です。

 

⑤:体重移動

僕がレスキューしたなかで多いのが体重移動。

これは二人乗りや複数での乗船の時に起こります。

ミニボートは狭いのであまり動けません。

そのため、ちょこちょこ体の位置を変えたりして体が疲れないようにしますが、その時に二人が同時に体重の移動を同じ方向にしてしまい、一瞬で転覆していまいます。

文字で見ると分かりにくいと思いますが、本当にこういったことがあるのです。

 

まとめ

2馬力のミニボートは船舶免許を持っていない方にはとても楽しいレジャーですが、適切な知識、経験、安全意識が不可欠です。

操船に自信のない場合や危険な状況が予測される場合は航行を控えるか、プロの指導を受けることをお勧めします。

2馬力のミニボートの方も船舶免許を取得しておいても良いかもしれませんね!

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