こんにちは、ボート愛好家の皆さん!たろ男です!
今日は船外機のチルトが下がらない時にどう対処するかについてお話しします。
せっかくの楽しいボートライフが、チルトのトラブルで台無しになってしまうのは避けたいですよね。そんな時に役立つ対処法を、順を追ってご紹介します。
チルトが下がらない原因
1. バッテリーのチェック
まず最初に、バッテリーの状態を確認しましょう。
バッテリーが十分に充電されているかを確かめるのは基本中の基本。
バッテリーが弱っていると、チルトモーターがうまく動かないことがあります。テスターを使って電圧をチェックし、必要なら充電を行ってください。
2. 配線のチェック
次に、配線の確認です。チルトスイッチからモーターまでの配線がしっかり接続されているか、緩んでいないかを確認します。
接続部が緩んでいると、電流がうまく流れずにトラブルの原因になります。しっかりと締め直しましょう。
3. ヒューズの確認
ヒューズが切れていないかも確認してみましょう。
ヒューズボックス内のヒューズが飛んでいる場合は、新しいものに交換してください。これだけで問題が解決することも少なくありません。
4. 油圧システムのチェック
油圧フルードのレベルも重要なポイントです。
フルードが不足しているとチルトがうまく動作しません。
フルードが足りない場合は補充し、漏れがないかも確認してください。また、シリンダーにエアが入っていることも考えられます。エア抜きを行って正常な状態に戻しましょう。
5. スイッチの確認
チルトスイッチ自体が故障している可能性もあります。
他のスイッチ(操縦席や船内のスイッチ)で試してみて、問題が解決するか確認してください。
6. モーターのチェック
モーターが動作しているかも確認しましょう。
モーターが動かない場合、故障している可能性があります。この場合、モーターの修理または交換が必要です。
緊急時の対処法
海上で船外機のチルトを上げと下がらなくなる場合があることを想像していなければなりません。
もしも、海上でチルトが下がらなくなったら次の事を試してください。
一度チルトを上げてから下す
下げるスイッチばかり押すのではなく、一度上がるスイッチを押してみると下がる場合があるので、一番最初にこれを試してみてください。
油圧を抜いて下げる
どうしてもチルトが下がらない場合は、画像の赤丸で囲っている部分をマイナスドライバーで回し、油圧を抜いてチルトを下げる方法があります。
マイナスドライバーだけでは固くて回らない場合があるので、メガネレンチなどを使って回してみましょう。
船に載せておいてよかった物を書いた記事があるので参考までに。
まとめ
基本的には専門の業者に見てもらうことをお勧めしています。
しかし、これらのステップを順に確認することで、船外機のチルトが下がらない問題を効果的に解決できます。問題に直面しても慌てず、適切な対処を行って、安全で楽しいボートライフをお楽しみください。
以上!
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