僕の地元ではお墓や納骨堂に先祖を納骨するのが一般的です。しかし、最近は色んな埋葬のやり方があります。
「普通にお墓に納骨でいいや…」
「山、海に散骨してほしいな…」
僕自身まだ30代なのでそこまで考えなくてもいいと思っていますが、いつ死ぬかわからないので、埋葬の方法くらい決めといてもいいかなと思っている、たろ男です。
今回は、海で働いてる僕だからこそ!この散骨方法がいいと思いました。それは…
「海洋散骨」です。
海洋散骨って聞くとイメージするのは骨を粉にして海に撒くって感じですよね。でも意外と調べてみると簡単にはできないっぽい…
海洋散骨の他にも樹木葬、空中葬などもあります。
なぜ僕が海洋散骨がいいのかというと、
【自己紹介】 ・1級小型船舶免許、特殊小型船舶免許を持っている ・現在は海で働いているので船舶関係のことをつぶやいている ・船舶関連たろ男.comを運営
といった感じで、僕の埋葬のスタイルは海洋散骨しかないでしょう。
とりあえず、海洋散骨について調べたことを簡単に説明します。
海洋散骨とは?
海洋散骨とは、皆さんのイメージ通り、海に粉末状にした骨を撒いて埋葬することをいいます。
①海洋散骨は違法? ②海洋散骨のやり方 ③海洋散骨するにあたっての許可
ここら辺を詳しく解説いたします。
海洋散骨は違法?
結論、海洋散骨は違法ではありません。現在は散骨に法律や規程がないので、違法ではないのですが、節度をしっかりともつことが大切になってきます。
この節度というのがこれから大事になってきます。
散骨を行う際は遺骨をパウダー状になるまで細かく粉砕しておく(粉骨)必要があります。「粉骨は物理的な損壊になってしまうのではないか?」という疑問が生まれますが、これは問題ありません。
気をつけなければいけないのが、
遺骨損壊罪(刑法190条)について
刑法190条では、『死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する』
なので、適当に散骨すると、遺骨損壊罪になる可能性があります。
一片1mm~2mm程度の細かいパウダー状に加工しなければなりません
海洋散骨のやり方
海洋散骨は基本的には専門の業者に頼むのが一般的です。
自分でも海洋散骨はできるのですが、かなり大変です。
まず海洋散骨は沿岸からは節度を考えると難しいので、船をチャーターしなければなりません。
①ご遺骨を一篇2ミリ以下のパウダー状にする ②船をチャーターする ③そもそもの船舶免許の有無
自分で散骨しようとすると、やっぱり大変ですね。
海洋散骨に許可は必要か
最初の方にもお話しましたが、日本には規制する法律がないので許可などもとる必要はありません。
ただし、散骨する場所によっては土地の所有者や漁協組合に確認をしないとできないので気をつけましょう。
県などでルールがあるところもあります。
「静岡県熱海市では人気温泉地としてのイメージを守るために熱海市海洋散骨事業ガイドラインというのがあります」
また、北海道長沼町では焼骨を散布することは禁止となっています。
メリット
海洋散骨はお墓を購入する必要がないので、その分費用が抑えられます。お墓は最も購入されている値段で焼く120万くらいかかるのに対し、海洋散骨はプランによって30万~50万くらいで済みます。
代理散骨を頼むともっと安くなります。
身寄りがなかったり、その後を受け継ぐ人がいない方などは、散骨をして自然に帰ることはとても良いことだと思います。
デメリット
自分ではなかなか簡単にできないことです。なので基本的には専門の業者に頼むことになります。
海洋散骨の場合、散骨日の天候が悪いと延期など日程が安定しないので、冬場の海が荒れる時期などはなかなかできない日が続くと思います。
あとは、お参りをしたくなっても、お墓がないのでお墓参りなどができないことがデメリットになる人もいるかもしれません。
まとめ
ここまで海洋散骨についてお話ししました。海が好きな人は海洋散骨という埋葬のスタイルも考えてみてもいいかも。
僕は海洋散骨にしてくれと、すでに家族にお願いしています。
自分で散骨は難しいと思いますが、できないこともないですが業者に頼むのがスムーズに埋葬できるので、そちらをお勧めします。
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